兼松エレクトロニクス 新卒採用サイト

兼松エレクトロニクス株式会社（KEL）は、親会社である総合商社の兼松株式会社から、電子機器類の調整ならびにメンテナンスを担う会社として、1968年に設立しました。電子機器のメンテナンスから始まりましたが、その後、多種多様なITベンダーの製品を扱うようになり業績を伸ばしてきました。今ではハードウェア販売にとどまらず、デバイスからプラットフォームまでのIT全般をビジネス領域としています。

私が入社した頃は、IT業界で半導体が先端技術として話題となっていました。私は半導体を検証するシミュレーターのアプリケーションを扱っており、単身でアメリカのシリコンバレーへ渡り、有能なスタートアップ企業の情報を収集し、良い製品があれば日本へ持ち帰り、お客様に検証していただき、購入いただくといったことをしていました。

思えば、当時から自由な社風で、親しみやすい会社というのは今と変わりませんが、営業手法は違っていました。当時は一人完結型で、製品を見つけるところから、マーケティング、資料作成、価格の決定、さらには保守体制の構築まで、すべてひとりで行なっていました。

現在でも、若手のうちからお客様への提案にはじまり、受注から納品まで、第一線で活躍するという点では昔と変わりませんが、上司がしっかりとマネジメントしますから、成長を実感しながら安心して業務を進めることができます。ちなみに、私のモットーは、「仕事は楽しく」です。なぜなら、我慢は続かないからです。楽しく仕事に取り組める環境を常に目指しています。

これから日本ではデジタルトランスフォーメーション（DX）の流れが一層加速すると思われます。そうしたビジネス環境の中で、私たちはお客様にとっての戦略的パートナーであることが求められます。そのためには、高い技術力、製品の豊富なラインナップはもちろん、より一層の信頼関係が重要となります。DXが進んだとしても、最後は人間力だということです。

実際、当社には40～50年にわたってお付き合いをしているお客様がいますが、「KELさんは一緒に取り組んでくれるから安心」という嬉しいお言葉をいただいています。これから入社する人たちにも、お客様の信頼を勝ち取るための気遣いとコミュニケーションを上司や先輩から受け継ぎ、KELが持続的に成長するための力になってほしいと思っています。

自由な発想と、失敗を恐れないチャレンジ精神を持って、私たちと一緒にこれからのIT業界をリードしていきましょう。