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座談会テーマ:パパ ✕ ママ
仕事と子育ての両立こそ、
自分を成長させる原動力
KELには出産と子育てを支援する体制があります。とはいえ、育休期間ってどれくらい?
男性社員も取れる?職場の理解度は?と気になるところも多くあります。目下、子育て中のパパ・ママ社員がお教えします。
メンバー紹介
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営業
A.M. / インダストリアルサービス一部
2016年新卒入社。営業職として9年目、これまで数多くの大口案件を手掛け、現在は大手化学メーカーの案件を担当する。2023年に待望の第1子(男の子)が誕生、営業と育児の両立に励む
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SE
K.J. / プロジェクトマネジメント室
2009年新卒入社。現在は主に、システム本部のシステム運用やプロジェクト計画書のひな型の作成、KELグループの新人教育を時短勤務で担当。三児の子育てとの両立を実現している
#1出産前と出産後、働き方はどう変わった?
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K.J.
出産前は定時勤務(9:00~17:20)で、お客様へのシステム導入の仕事を担当していましたが、出産後は時短勤務(9:30~15:50)に切り替え、担当業務も新人教育や各プロジェクトのサポートといった内勤にシフトしました。働き方はガラッと変わりましたね。
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A.M.
私の場合はもう出産前は仕事ひと筋で、家庭を顧みず、といった感じでガムシャラに働いていました。お客様とのお付き合いや、繁忙期には帰宅する時間が遅くなることもありました。でも子どもができると、やっぱり変わるものだなぁと実感しています。
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K.J.
Aさんの場合はどう変わったの?
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A.M.
まず出産日が近づくにつれ、なるべく妻のそばにいようと心掛けるようになりました。また、出産後は在宅勤務にシフトし、客先訪問が必要な日も直行直帰する働き方に切り替え、飲み会もずいぶん減りました。最近、生後5カ月の子どもが笑うようになって、今はとにかく子どもの笑顔を見ていたいという気持ちが強いです。
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K.J.
いいパパね~。でも、子育てと仕事の両立って簡単ではないでしょ? 営業職だとなおさらでは?
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A.M.
いろいろと難しさは感じているところです。ただ、以前は「何でも一人でやらなきゃ」と個人プレーに走りがちでしたが、いまは自分だけで抱えようとせずに他のメンバーとも連携するなど、チームプレーを意識するようになりました。ガムシャラにではなく、メリハリをつけて働く。それが子育てと仕事の両立には必要なことだと感じます。
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K.J.
そうね、子どもや家族に振り向ける時間をどう作るか?が大切だと思う。そのために、自分なりに業務を効率化したり、チームワークを向上させたり、社内制度を活用したり。入社後に3度の出産を経験した立場から言えば、KELには、社員の子育てを後押ししてくれる環境が整っていると感じています。
#2KELの〝仕事と育児〟の両立支援
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K.J.
育休は1年が基本ですが、第3子のときはその期間内に保育園の入園先が決まらず、育休を2か月ほど延長しました。都市部では待機児童の問題などがありますが、そのような特別な事情があるときに育休を最長2年まで延長することができます。KELでももちろん育休期間の延長を申請できますし、何より会社側からの後押しを感じるほどで心強いですね。
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A.M.
制度面だけでなく、男性社員でも育休を取りやすい雰囲気がKELにはあって、私の場合は上司や先輩から「休んでいいよ」「フォローはこっちでやるから」と何度も育休を勧められていたのを思い出します。そんな後押しもあって出産直後に1週間ほど育休を取得しました。
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K.J.
1人目の出産では、所属部署で産休・育休を取得した前例がいなくて、私はもちろん、送り出す職場のみなさんも不安な部分がありました。でも、3回目ともなると、「いってらっしゃい!」「また戻ってきてね」と慣れた調子で送り出してくれますし、復帰したら「おかえり」と温かく出迎えてくれたのがうれしかった。会社側も年々、育休の対応に慣れてきている印象を受けます。
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A.M.
そういえば最近、妻に「一緒に来て!」と言われて子どもの生後3カ月検診に有休を取って付き添ったんです。病院の待合室には赤ちゃんを抱えた複数の親御さんがいたのですが、夫婦そろって検診に来ていたのはウチだけでした。平日にわざわざ仕事を休んで付き添う必要はなかったのかな?なんて思ったんですが。
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K.J.
そんなことはなくて、母親としては、夫が一緒にいてくれると心強いもの。それに奥さんもいつか、ママ友との“旦那トーク”のなかで気がつくと思うよ、「ウチの主人って、家族思いのすごくいいパパだったんだ!」って。
#3育休中のすごし方
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A.M.
私の場合は1週間ほどの育休を取得しましたが、その間は子どもとずっと一緒にいました。男の子なんですが、大変さはほとんど感じなくて、生まれたての赤ちゃんの顔を見ているだけで楽しかったです!
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K.J.
癒されるよね。私の場合、子どもの夜泣きに悩まされたり、長男が外でもらってきた風邪が生後2カ月の次男にうつって入院したり。乳幼児の頃って突発的なことがよく起きるでしょ?だからこそ夫婦で支え合うことが大切だし、、勤め先にどんなサポート体制があるかが大事になると思う。その点、ウチの会社は恵まれている方だと思う。
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A.M.
でも、私が育休を取るときに不安だったのは、復帰したあと、スムーズに仕事にフィットできるか?という点です。1週間程度なら何とか取り戻せるという感覚はありましたが、Kさんの場合は3度とも1年前後でしょう。職場復帰したあとが大変だったのでは?
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K.J.
確かに1、2回目の育休中は仕事から完全に離れていたので、復帰後しばらくはなかなか業務についていけませんでした。ただ、その苦労がわかっていたので、3回目の時には上司にお願いして、育休中もコミュニケーションをとる機会を設けてもらったんです。それは新人教育に関することで、リモートで新入社員と会話するという内容でした。
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A.M.
すばらしい、まさに“慣らし運転”ですね。
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K.J.
その機会があったから、「新人にどんな教育や指導をするのが効果的か」という感覚を育休中に掴めるようになって、職場復帰がずいぶんスムーズにいきました。
#4仕事の引き継ぎや今後のキャリアパス
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K.J.
私の担当業務は部署内のみんなでフォローしあいながら進められる仕事が多いので産休や育休に入る前の引き継ぎはわりとスムーズですが、営業職の場合はどうですか?
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A.M.
そうですね、営業って自分にしかわからない業務が結構あります。ただ、引き継ぎの際はその内容を抜かりなく上司に報告するだけです。もし、そこで嫌な顔をされたら不安になりますけど(苦笑)、この会社にそんな人はひとりもいないと思います。
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K.J.
私も経験的にそう思う。
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A.M.
営業の場合、育休に入ることを取引先に伝えることも必要ですが、その際、「がんばってね!」とお客様から応援していただけたこと、さらには復帰後に出産祝いまで頂けたことには、感動に近い喜びがありました。
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K.J.
自分が担当するお客様からそこまでしていただけるというのは、営業冥利に尽きるわね。
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A.M.
担当するお客様と長く深く付き合い続ける、というのがKELの営業姿勢だから、私と同じような経験談を持つ営業社員は結構多いはずです。
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K.J.
ちなみに、Aさんは子育てと両立しながら、今後の営業担当としてのキャリアをどう考えているの?
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A.M.
営業って、自分ひとりの評価が重要と捉えがちですが、チームの評価も大切です。チームで案件を進めることや、自分がリーダー役になって人を動かす、といった部分ですね。それは子育てに携わったからこそ見えてきたものです。だとすると、チームをマネジメントする立場というのが次のステップなんじゃないかと、今はそんな気がしています。Kさんはどうですか?
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K.J.
私の場合は、いまも短時間勤務です。その限られた時間で目の前の仕事をやり切るために全速力で走っている、というのがいまの自分。時間を効率的に使うという点では、少しずつレベルアップできているような気もします。今後は、子どものことが最優先ではありますが、いずれはフルタイムで働けるようになりたいですね。
#5就活生に伝えたいこと
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K.J.
社内ではWeb会議が普及し、私の部署では仮想空間で社員同士が気軽に会話できる「バーチャルオフィス」もあります。子どもの病気などで急に出社できなくなっても、在宅ワークに切り替えやすい環境があるという点は、子育て中の社員にとって心強いところだと思います。
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A.M.
KELには子育て中の“パパ・ママ社員”が多く、Kさんのように3人の子を持つ社員も少なくありません。会社の安定性と、子育てを後押ししてくれるサポート体制があるからこそ、安心して子どもを出産できるということなのだと感じています
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K.J.
もちろん、未婚者や既婚者、子どもを持つ社員や持たない社員など、KELには多様な人たちが集まっています。3人の子を持つ私から、将来的に結婚や出産を考えている就活生に伝えたいのは、一日ずつ、いや、1秒ごとに訪れる子どもの成長を身近に感じられる点に、子育ての魅力があるということ。そして、この会社には仕事と両立しながら、育児を楽しめる環境があるということ。安心してKELに入ってきてください。