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座談会テーマ:多様な働き方

社員の視点でみる、
KELの“現在地”

営業職もSE職も、この10年で多様性のある社員の比率が高まりました。では、そうした視点でみる、KELの魅力や仕事のやりがい、今後のキャリアパスとは?
職種も勤務地も異なる3名による"女子トーク"です。

メンバー紹介

  • I.A. / システム本部 インフラストラクチャユニットSE

    I.A. / システム本部 インフラストラクチャユニット

    2020年新卒入社、SE職。主にVDI(デスクトップ仮想化)の案件を担当。文系学部出身で、専門スキルを持たずに入社したが、現在はプロジェクトリーダーを任されるまでに成長した

  • T.M. / フィナンシャル&サービス二部営業

    T.M. / フィナンシャル&サービス二部

    2020年新卒入社、営業職。東京を拠点に、金融業、製造業、公共機関の案件を担当。趣味はゴルフで、最初は渋々始めたというが、最近はコースを回ることが楽しみになった

  • H.N. / 福岡支店・熊本営業所営業

    H.N. / 福岡支店・熊本営業所

    2011年中途入社、営業職。23年10月に開設した熊本営業所の立ち上げメンバー。現在は半導体の工場設立に向けたプロジェクトに携わる。趣味はランニングで、週末は10kmほど走る

#1KELに入社した理由

  • H.N.H.N.

    私は中途入社なのですが、実は前職ではKELの競合会社でSEを務めていたんです。主には製品開発の担当でしたが、KELが中国に現地法人を立ち上げる際、中国語が話せるSEが必要になったようで、そのタイミングでお声がけいただきました。

  • T.M.T.M.

    すごい! Hさんは中国語が話せるSEだったんですね。でも、確かいまは営業職では?

  • H.N.H.N.

    入社前、当時の本部長から「営業もできますよね」と言われ、蓋をあけてみれば営業職としての採用になりました。留学経験があったので中国語はペラペラというほどではないけど、「ぺら」程度には扱えます()

  • T.M.T.M.

    私の場合は姉がSIerに勤めていたこともあり、ITはもともと身近な存在でした。そのうえで独身寮など福利厚生が充実し、仕事に専念できる環境があったこと。就活中は圧迫面接も多かったなか、雑談あり、笑いありと終始、和やかなムードで面接していただけたところに社風のよさが感じられたこと。このふたつがKELを選んだ理由です。

  • I.A.I.A.

    私も家族にSEがいてIT業界を選択したのですが、OBOG訪問や面接のときに一番楽しく、人のよさが感じられた会社がKELでした。

  • T.M.T.M.

    KELは社員数300400人程度とほどよい規模なので、部署を越えていろんな人と密にかかわることができます。実際に入社してみて、その“人のつながり”を大事にしている会社なんだということがよくわかりました。

#2働くうえで大切にしていること

  • I.A.I.A.

    IT系の知識をほとんと持たずに入社し、SEになりました。そこに出発点があるから、入社して4年目のいまも、“学ぶ姿勢”は大切にしています。

  • H.N.H.N.

    Iさんのように専門知識を持っていないところからSEになる人ってKELでは珍しくないですよね。といっても、新人研修とOJTの体制がしっかりとあるから、みんな一人前のSEになっていくんだけど。

  • I.A.I.A.

    私のSE部門でも結構多いですね。ただ、1つひとつの技術を自分なりにきちんと検証したり、お客様にわかりやすく説明できるように技術の内容を自分の言葉で伝えられるように理解して、どういう提案をすればお客様に対して役立てるかという視点を持ちながら、日々の学びを大事にしています。

  • T.M.T.M.

    私の場合、営業先で会うお客様は情報システム部門のITに詳しいベテランの方ばかり。技術的なことは追いつけない部分もあるのですが、そのなかでも私が大切にしているのは“自分にしかできないことをやる”ということ。お客様にとことん寄り添い、潜在的な課題を見つけるという点も日々、意識していることです。

  • H.N.H.N.

    私が所属する熊本営業所は、2310月に開所式を終えたばかりで、本来の営業の仕事以外にも、備品調達から各種工事の契約、新人教育まで、今も立ち上げ業務でバタバタです。会社にとっては大規模案件の重要拠点となるのでやりがいは大きいですが、目の前の仕事をこなしつつ、今は“しっかりと休むこと”も大切にしています。

#3一番印象に残っている仕事

  • T.M.T.M.

    入社1年目で仮想基盤の構築という、金額としては1億円ほどの大規模な案件に関わりました。まだ右も左もわからない状態だったので苦労の連続で。仮想基盤はハードウェアやセキュリティ、ネットワークなど複合的にまたがるので、各担当部署と折衝しながらひとりでまとめ上げる必要がありました。

  • H.N.H.N.

    他方では社内調整をやりながら、お客様の要望をヒアリングしたり、プレゼンもしたり、ですよね? 1年目からなかなか大変な案件を任されましたね。

  • T.M.T.M.

    いま振り返ると一番大変だったけど、一番楽しかった仕事です。目標に向かってガムシャラに奔走する毎日のなかで、たくさんの学びがありました。

  • I.A.I.A.

    私は入社3年目に初めてプロジェクトリーダーを任された案件が印象に残っています。すべての工程を無事に終えたとき、上司から「お客様がすごく喜んでいたよ」と言ってもらえたのがうれしくて。

  • H.N.H.N.

    上司の一言に「すごく」というが言葉が付いているから、うれしさはより大きくなりますよね。

  • I.A.I.A.

    その案件ではお客様との雑談のなかでチラッと、「ここも気になる」と言われた点があって。それはシステム上で些細なエラーが出るという内容で、スルーしても問題のない事象でしたが、会社に持ち帰り、原因を検証して、後日、改善案をお出ししたんです。そしたら「そこまで対応してもらえると思わなかった」と喜んでいただけて。些細な点にもお客様に役立てることがあるのだと実感しました。

  • H.N.H.N.

    私にも、大手電機メーカーの新しいサービスや、会社としても前例のないサブスクリプションサービスの立ち上げなど、印象に残る仕事はいくつかありますが、大変さという意味では、中国や台湾のお客様との案件の方がより印象が強いです。

  • T.M.T.M.

    そこにはどんな苦労があったんですか?

  • H.N.H.N.

    難解な提案依頼書が中国語で届くと読み込むだけでもかなりの時間が掛かります。また、日本とは祝日が違うので休み中の対応も必要で、チャットアプリで連絡してくるお客様も多いので仕事には即応性が求められます。そのスピード感ある仕事ぶりはお手本になるところも多くて。大変ではありますが、日々、鍛えられています()

#4最近のKELの雰囲気、変化

  • H.N.H.N.

    私が入社した2011年頃と現在のKELを比べて顕著に変わったと思うのは、女性社員と若手社員が増えたことです。それと合わせてオフィスがオシャレな空間になり、居心地が良くなりました。この約10年間で、昭和から令和へ一気に変わったような感覚があります()

  • T.M.T.M.

    私は入社して4年目ですが、この3年間で見ても社内はいい意味で進化していると感じます。女性の活躍推進プロジェクトが始まり、外部の講師をお招きして女性の10年後、20年後、30年後の働き方について考える機会を設けてくれたり。

  • H.N.H.N.

    Tさんもそうですが、営業職で若い世代の女性社員が増えているのはここ数年の傾向ですね。私みたいに10年以上働いている中堅以上の女性もいれば、産休・育休を経て復帰した人、既婚だけどお子さんがいない人、独身のままキャリアを積んでいる人など、社内には多様な女性社員がいます。今後はますます、女性にとって働きやすい環境になるんじゃないかと感じますね。

  • I.A.I.A.

    KELでは若手社員中心のメンバーが主体となって、オフィスのリニューアルプロジェクトを進めてきました。20231月には東京本社7階フロアのリニューアルをしましたが、東京本社の他のフロアも一新して、経営層が風通しのいい職場づくりを積極的に進めてくれているのはうれしいところです。

#5これから思い描くキャリアパス

  • H.N.H.N.

    私は熊本に移ってからも、趣味でランニングを続けているのですが、来年は人生で初めて、フルマラソンにチャレンジするつもりなんです。そこに向けて、最近は週末に10kmほど走っています。

  • I.A.I.A.

    すごいですね!

  • H.N.H.N.

    ランニングは、健康づくりとプライベートを充実させるためでもあります。今後のキャリアを考えるうえでは“長く働き続ける”ことが大前提です。そのためには、健康をベースに仕事を捉える必要もあるでしょう。ワークライフバランスをどう実現し、ウェルビーイングを高めていけるか? この会社で長く働き続けるためには、そこをクリアにしておくことが大切だと思っています。

  • T.M.T.M.

    正直なところ、私の場合は10年後、20年後の自分をあまり想像できていないのですが、やはりお客様と直接コンタクトをとる今の営業担当の仕事が楽しいと思っていて。なので、今はとにかく目の前のことを一生懸命取り組む、その蓄積が、自分のキャリアを切り開くことにつながっていくのではないかと思っています。

  • I.A.I.A.

    私は今もプロジェクトリーダーを任されることがあるのですが、SEとして、もっと技術的な基礎の部分を身に着けていかなければと思っています。そこに自信が持てるようになったら、ゆくゆくはプロジェクトマネージャーとして管理系の業務をこなしていけるような人材になりたいですね。

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※内容は取材当時(2023年12月)のものです。