営業
ブレることなく、“お客様ファースト”の
寄り添う姿勢で。
K.M. / インダストリアルサービス一部
2010年、新卒として入社。
製造・小売・流通業界などの幅広いお客様向けにITインフラやセキュリティ製品を販売。2023年4月、営業担当をマネジメントする立場になるべく、課長職に。
※内容は取材当時(2023年12月)のものです。
事務的ではなく、温もりを感じたから、
この会社で働こうと決めた。
学生時代、「何か手に職をつけなきゃ」と、最初はSEになろうと考えました。就活では2社から内定をいただいたのですが、一方の会社が「期限までに回答をください」と事務的な対応だったのに対し、もう一方の会社からは「大事なことだから焦らず、ゆっくり考えていいよ」と優しい言葉を掛けていただいて。その会社というのがKELで、人事の方の対応に「温もりがある」と思えたことが、入社を決断する決め手になりました。
入社後の研修中に、モノを作るより、人と話す仕事の方が自分には合っていると思い営業職を選びました。それから10年ほどの月日が流れましたが、その間に身についたのは、お客様とのコミュニケーションスキルです。言葉で説明するのは難しいのですが、たとえば、こちらの提案に「ちゃんと納得していただけたな」とか、逆に「腹に落ちてないな」など、お客様の“温度感”を察知する能力は長けていると思います。
周りからも「あなたは営業が合っている」と言われることがありますが、自分でも、この仕事は天職だと感じますね。
お客様が本当に求めているものを。
大切なのは、寄り添う姿勢。
私が営業として意識してきたのは、自社都合で製品を売り込むのではなく、お客様が本当に求めているものを提案することです。それは製品や技術だけではなく、お客様にとって無理のない金額や、ベストタイミングな納期も含めて、ご要望を聞き取り、提示させていただく。信頼を得るためには“お客様ファースト”の視点をブレずに持つことが必要だと思っています。
とはいえ、これまでたくさんの失敗を経験してきました。入社2年目の頃には私の指示ミスで、本来撤去すべきではない製品を撤去しそうになったことがあります。対応が少し遅れていたら、お客様の業務を止める事態となっていました。ただ、失敗するたびに助けてくれたのは上司やSEの人たちで、休日対応となっても嫌な顔をせず、「気にするな」とフォローしてくれました。
KELの一番の強みは、「人」です。ここで働いていると、「人に恵まれている」と思えるから、会社のために頑張ろうって気持ちになれます。
型にはめずに個性を伸ばす。
課員が自然体でいられる職場づくりへ
最近、課長職に就くことになりました。その前年から課長代理を任され、マネジメントのイロハを学んできましたが、継続的な数字達成とメンバーの育成という面では、まだまだトライ&エラーを繰り返す毎日です。
そんななかでも、5名の課員みんながムードメーカーとなって、課内を盛り立ててくれるところは救いになっています。私の上司からは、上も下も関係なく、「話しかけやすい雰囲気づくりが大事だよ」と教えていただきましたが、今のところ、課員は日々の雑談のなかで「実はココがうまくいかなくて…」などと本音を出してくれます。
管理職の立場としてはまだまだ未熟ですが、課員それぞれの素材はそのまま活かしつつ、さらに能力を引き出すことができるように、しっかりとサポートしていけたらと思っています。
心に残るお客様の一言
「本当に助かりました!ありがとうございます!」
入社3年目の年末、お客様の基幹システムに障害が起き、サービス提供の継続が危ぶまれる事態に。会社としては急遽、休日の夜間対応が必要となりましたが、上司や担当のSEをはじめ、会社一丸となって事態の収束を図ったところ、サービス提供に支障が出る前にシステムは復旧。その現場でお客様からいただいた感謝のお言葉です。
気心の知れた人と、カフェでお茶を飲みながら会話をするなかで、自分にはない考え方や価値観に触れたとき、心が躍るような気持ちになります。オフタイムに訪れるそんなひとときが、私にとっての幸せのひとつ。
同職種の社員インタビュー
座談会
3つのテーマで座談会を開催。
働き方やKELについて、今後のキャリアパスなどテーマごとに幅広く語っていただきました。