間接職
会社の根幹となる「数字」を扱い、
経営に触れる仕事。
W.M. / 経理部
2020年新卒として入社。
各部署から回ってくる仕訳伝票のチェックや帳簿の入力、各部署からの会計・税務面の相談への対応などを行う。四半期ごとに数字をまとめ、経営への報告資料を作成するのも重大な仕事。
※内容は取材当時(2023年12月)のものです。
この会社なら、親身に話を聞いてもらえそう。
そんな直感で入社を決めた。
学生時代は文学部で、心理学や人間科学、文学や博物館学など幅広いテーマについて学びました。就職活動では、メーカーや金融、保険などに加え、視野をより広げるため、文系の自分にはあまりなじみのなかったIT業界も検討。エージェントを通してKELという会社を知りました。
最終的な決め手は、社員の方々との「距離の近さ」です。本社で行われた説明会や面接では、社員の方々が年次を問わずフランクに話しかけてくださり、話を親身に聞いてもらえる印象がありました。KELはIT企業ですが、文系でも活躍ができると聞いたのもポイントです。
3カ月間の研修を経て、経理部に配属。現在は4年目を迎え、会社の経営を数字で支える仕事にやりがいを感じています。会計知識や税務の知識は、業務のなかで自然と身につきました。まだまだ勉強中ですが、KELでは周囲がサポートしつつ、若手にも個として仕事を任せる空気がありますから、成長スピードは早いと思います。
さまざまなデータから
会社の「いま」を把握する。
経理の仕事は大きく分けて、次の2つです。まずは日常業務として、各部署から回ってくる仕訳伝票をチェックしたり、帳簿への入力を行ったり、会計・税務面に関する相談に対応すること。「この領収書はどこに分類されるの?」「会計システムの使い方は?」など、他部署の方から頼られる機会が多いので、知識は常にアップデートしています。
2つ目は、決まったスケジュールごとにデータを作成し、レポートとして報告すること。私が主に担当しているのは、子会社を含むKELグループ全体の財務諸表やキャッシュ・フローをまとめた連結財務諸表の作成です。四半期決算ごとに会社全体の数字を集計し、親会社への報告書を作成したり、期末には決算公告として外部への開示を行う業務もあります。
ほかにも社内に向けて、月次業績や決算予想、期末には事業計画の数字をまとめ、経営陣への報告資料を作成したり、会計士による監査対応や、棚卸や税金の申告・納付など、仕事は多岐にわたります。常に正確なアウトプットを目指し、効率的にスケジュールを進められるよう努めています。
この仕事の面白さは、経営にまつわるあらゆる数字の動きを客観的に把握できること。財務諸表を見れば、日々の取引の流れや会社の状態が一目で分かります。若手社員でありながら、リアルなデータに触れ、経営に近い場所から組織を見通すことができるのは、経理の醍醐味です。
求められるのは、
「正確性」と「責任感」。
経理の仕事には、なにより正確性と責任感が求められます。資料は、外部に出す前に必ず、経理課内でのダブルチェックを行い、さらに会計士や税理士など専門の先生方のチェックを受けて、チーム全体で正確さを追求します。同じミスを繰り返さないよう、焦っているときほど冷静を心がけ、間違えそうなところは事前にメモしておくなどの工夫を積み重ねています。
作成した資料をもとに営業担当がお客様に提案したり、自分が作った資料を親会社の役員が閲覧したりするなど、間接的に経営の根幹に関わっている実感があります。資料が形になった際には、大きな達成感がありますね。
KELでは若手のうちから裁量が大きく、業務の自由度が高いのも魅力です。主体的に効率よく仕事を組み立てていけば、自信もついてくると思います。社内には「この分野といえば◯◯さん」と言われるような、周囲から頼られるエキスパートが何人もいます。私もそうなりたいですね。
将来的にはライフイベントと仕事を両立させ、経理だけでなくほかの本社機構の間接職もチャレンジしてみたいと思っています。
心に残るお客様の一言
「こんな資料がほしかった!」
上司から「こんな資料がほしい」と言われ、自分なりに工夫した資料を作成したときに「分かりやすい、こういう資料がほしかった」と言われると、やりがいを感じます。Excelでの見せ方には特に自信があります!
有給休暇や夏休みを活用して、国内外を旅するのが趣味です。最近では東北が好きになり、青森県を2度訪れました。旅先のゴンドラから見える景色に感動したり、出会った可愛らしい猫と写真を撮ったり、大好きな“推し”のライブに参加するのも気分転換になっています。
座談会
3つのテーマで座談会を開催。
働き方やKELについて、今後のキャリアパスなどテーマごとに幅広く語っていただきました。