PEOPLE -社員インタビュー-｜兼松エレクトロニクス（KEL）新卒採用サイト

お客様の考えをくみ取り、
システムで表現する仕事。

K.M. / 第二システム部

2016年新卒として入社。
VDI（仮想デスクトップ）案件やMicrosoftが提供しているクラウドサービス「Azure AD」関連のプロジェクトマネージャーとして、クラウドサービスを担当する。
※内容は取材当時（2022年2月）のものです。

SEとしての基盤を築き、
段階的に成長できる環境がある。

大学までは英文学を学んでいて、留学経験もありました。でも就職活動をする際、英語を仕事にするのはピンと来なくて。もともと1つのことに集中するタイプで、性格的にも営業職よりもエンジニアの方が合っているかなと思い、KELの面接を受けました。KELには社員同士がフランクにコミュニケーションをとれる環境があり、年次の高い先輩にも気軽に相談できます。私は入社7年目ですが、6年上の先輩ともよくご飯に行きますよ。

1年目は研修でさまざまなことを身につけ、2年目にはマンツーマンのOJT制度で少しずつ現場に馴染んでいくことができました。研修後は現場に出て、まずは先輩のフォローの下、短期の案件から始めます。

先輩のやり方を見ながら「自分だったらどうするかな」と考え、だんだんと長期の大型案件も任されるようになっていきました。段階的に成長していけるので、SEとしての基盤を作るには非常に良い環境だと思います。

お客様からの信頼が、
自信になっていく。

私はもともとVDI（仮想デスクトップ）のエンジニアですが、VDIは奥が深いですね。今教えている後輩も、4年目の半ばぐらいから「独り立ちしたな」と思います。私も4年目ぐらいから自信がついてきました。今は7年目ですが、VDIの案件ではリーダーや担当に任命されることもあります。

自信がついてくると喋り方が変わるので、お客様からの信頼度も変わってきます。「（案件の内容を）持って帰ります」という感じだと、お客様も「大丈夫かな」と心配になるかもしれません。最近では私が「念のためメーカーさんに確認しますね」とお伝えすると、「Kさんが言うなら調べなくてもいいよ」と言われることも。もちろん念には念を入れて確認は怠りませんが、お客様から信頼されているなと感じる瞬間ですね。

満足度を上げるのは、
密なコミュニケーション。

仕事のやり方は、プロジェクトの設計フェーズと構築フェーズで異なります。設計の段階では、社内や在宅での資料作りが中心。それが終わると今度は構築フェーズで、案件の規模にもよりますが、2週間から1ヶ月くらいの出張もありますね。KELは近年クラウドにも力を入れ始めていますが、基本的にはデータセンターなど現地に赴いての作業が中心です。

ゴールはいつも、システムリリース。お客様に満足していただくまでは、やはり緊張感が続きます。
当社はパッケージ製品を売るのではなく、お客様の要望に合わせたカスタマイズが求められます。お客様のやりたいことをできるかぎり実現するには、密なコミュニケーションが最も重要ですね。技術も求められますが、話さないとシステムはできません。

お客様の考えていることを、
システムとして表現したい。

お客様のイメージを具現化するには、「設定値をどうしますか」と問いかけるだけでは理解されません。「そもそも設定値がどういうものか」「これで何ができるのか」からご納得いただくには、言葉での説明力が求められます。下手でもいいので「何回も伝えて、伝わるまでやる」根気が大切ですね。

私はお客様と頻繁に連絡をとり、フランクにやり取りしていただけるよう意識しています。親しくなればなるほど、プロジェクトもやりやすいですね。相手が何を考えているのかをしっかり受け取り、それをシステムとして表現できるのが一人前のSEだと思います。将来的には、リリースまで1～2年かかるような大型案件のプロジェクトマネージャーをやってみたいです。今は短期間で全力疾走する案件が多いので、長期でじっくり構築する案件にもチャレンジしていきたいですね。

心に残るお客様の一言

「次もKさんにお願いしたい」

プロジェクトマネージャーとしての案件が終了した際に、お客様から頂いた一言です。提案時のヒアリングが不足しており、設計フェーズになってお客様から「本当はこういうことがしかったんだ」という要求が出てきました。メーカーへの確認などを迅速に行い、真摯に対応した結果「最終的にこれがやりたかったんです」と、ご満足いただけたのは嬉しかったですね。

OFF TIME

ディズニーが大好きです。学生時代は年間パスポートを持っていて、月2回は通っていました。社会人になっても、ディズニーのために有休を取って行くほど好きです。場内の全エリアを把握しているので、友人と行くと「何も考えなくていいからラク」と喜ばれるほど（笑）。アメリカやフランス、香港など世界のディズニーランドも制覇しました。